【マドリード】ソフィア王妃芸術センターでピカソの名画「ゲルニカ」を鑑賞しよう【スペイン】
- Trippiyo.編集部

- 3月26日
- 読了時間: 3分

マドリード観光で外せない美術館のひとつが「ソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)」。
近代・現代美術を中心に展示する国立美術館で、ピカソの代表作《ゲルニカ》が展示されていることで世界的に知られています。
今回は、ソフィア王妃芸術センターの歴史や建物の特徴、ぜひ見ておきたい代表作品を紹介します。

◆ソフィア王妃芸術センターってどんなところ?

ソフィア王妃芸術センターは、スペインを代表する近代美術館。
ピカソ、ダリ、ミロなどスペインを代表する芸術家の作品を中心に展示しています。
建物は18世紀に建てられた「サン・カルロス王立病院」を改修して利用したもの。
建築は王室建築家フランチェスコ・サバティーニによるもので、新古典主義の重厚な建築が特徴です。
さらに1990年代には近代的なガラスのエレベーターが増設され、歴史的建築とモダン建築が融合したユニークな外観になっています。
中庭には、アメリカの彫刻家アレクサンダー・カルダーの作品《カーマン》が展示されており、人気のフォトスポットにもなっています。
◆絶対に見逃せない名作
ソフィア王妃芸術センターにはスペイン近代美術を代表する作品が数多く展示されています。
その中でも特に注目したい作品を紹介します。
パブロ・ピカソ《ゲルニカ》
制作年:1937年
ソフィア王妃芸術センターで最も有名な作品。
スペイン内戦中に起きたゲルニカ空爆をテーマに描かれた巨大な作品で、反戦の象徴として世界的に知られています。
約3.5m×7.8mの巨大なモノクロ作品には、苦しむ人間や動物が象徴的に描かれています。
この作品は長い間ニューヨークのMoMAに保管されていましたが、スペインの民主化後の1981年に祖国へ返還され、現在はこの美術館に展示されています。
制作過程の写真や下絵も展示されているので、あわせて見るとより理解が深まります。
サルバドール・ダリ《大自慰者》
制作年:1929年
シュルレアリスムを代表するダリの作品。
奇妙で幻想的なイメージが組み合わされた独特の世界観が特徴です。
夢と無意識をテーマにしたダリらしい作品として知られています。
ジョアン・ミロ《世界の誕生》
制作年:1925年
ミロの抽象表現が生まれる過程を示す重要な作品。
自由な線や色彩によって宇宙や生命の誕生を表現しています。
フアン・グリス《ギターを持つ男》
制作年:1913年
ピカソと同時代にキュビスムを発展させた画家フアン・グリスの代表作。
幾何学的な構成と落ち着いた色彩が特徴です。
アントニ・タピエス《灰色の表面》
制作年:1958年
スペイン戦後美術を代表する作品。
砂や布などの素材を使った独特の質感が特徴で、静かな力強さを感じる作品です。
ソフィア王妃芸術センター
住所:Calle de Santa Isabel 52, Madrid
営業時間:10:00〜21:00(日曜日は14:30まで)
休館日:火曜日
アクセス:地下鉄「Estación del Arte駅」から徒歩数分
◆マドリードで近代美術に触れる
ピカソの名作《ゲルニカ》をはじめ、スペイン近代美術の重要作品が集まるソフィア王妃芸術センター。
プラド美術館とはまた違った魅力を持つ美術館で、マドリード観光ではぜひ訪れておきたいスポットです。
スペインを代表する芸術家たちの作品をじっくり鑑賞してみてください。

マドリードにはもうひとつ世界的に有名な美術館があります。スペイン絵画の名作が集まる「プラド美術館」もぜひあわせて訪れてみてください。



