【ドイツロマンティック街道】年に一度のローテンブルクのお祭りは中世に迷い込んだみたい
- ikeri1113ヨーロッパ街歩き(ドイツ在住)

- 5月3日
- 読了時間: 3分
ドイツロマンティック街道の「中世の宝石」と呼ばれるローテンブルク(Rothenburg ob der Tauber)。クリスマスマーケットや一年中開いているクリスマスショップ『Käthe Wohlfahrt』が有名で、日本からの旅行者にも人気の町です。
町全体が城壁に囲まれていて、塔に登って町を一望することができたり、城壁を数キロにわたって歩くこともできる中世の雰囲気がそのまま残されている町なんです。

ローテンブルクでは、毎年キリスト教聖霊降臨祭(5~6月頃、年により変動)の日曜を含めた4日間、「マイスタートゥルンク」という歴史祭が開催されます。
今年(2026年)も5月22日(金)~25日(月)の4日間、開催予定です。
ここからは、昨年訪れた時の様子をご紹介します。
実はこの町、フランクフルトやミュンヘンから日帰りも可能ですが、
ドイツ人の知人に「泊まった方が絶対いい」と言われて1泊することにしました。
駅に着くと、普段より観光客が多く、町の入り口のレーダー門に向かいます。
普段は自由に通れるこの門ですが、祭り期間中の土日は(時間帯限定で)入場料が必要でした。
ただ、城壁内にホテルを予約していた私たちは、予約画面を見せることで入場無料に。
ちょっと得した気分でした(笑)。
(金・月曜は旧市街への入場は無料ですが、中心部のエリアのみ有料エリアが設けられていました)
旧市街に入ると、目の前に広がるのは“本気の中世”。
町のあちらこちらから歌声やラッパ、太鼓の音が響いてきます。

そして、すれ違う人たちはまるで中世からタイムスリップしてきたかのよう。
地元の人々が本気で中世を再現していて、まるで物語の1ページに入り込んで内側から見ているような不思議な没入感があります。

また、ローテンブルクは、フランケンワインの産地としても有名です。
フランケンワインは、どっしりとした個性のある白ワインが特徴。
ボトルも「ボックルボイテル型」と呼ばれる独特な形で、お土産にピッタリですよ。
この日は、ワインの飲み比べができるワイナリー&ホテルレストラン『Glocke A. u. K. Thürauf』で、フランケンワイン5種(0.1ℓ×5)とランチをいただきました。
ワイン好きには、特におすすめです。

市庁舎前のマルクト広場では羊飼いのダンスが披露されていたり、日曜の午後には伝説の市長が登場するパレードも行われ人気です。

また、「マイスタートゥルンク」の元となった伝説が市庁舎の大広間で上演されていて、実際に観てみました。
物語は、敵軍に陥落されたローテンブルクで、役人たちが敵将ティリーをフランケンワインでもてなし、酔った将軍が「大ジョッキ(3.25ℓ)のワインを飲み干す者がいれば町を焼き払わず救おう」と言い出し、当時の市長ヌッシュが見事飲み干して町を救った、というものです。
舞台では、実際に市長役の人が大ジョッキを飲んでいたのですが、なかなか減らずハラハラ…!

帰りには、クリスマス雑貨やフェイラーのお土産購入もお忘れなく!

ドイツでは、中世をテーマにしたお祭りやイベントが各地で開催されています。
旅行の際には、訪れる町の公式HPなどを事前にチェックしてみるのもおすすめです。




