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【グラナダ】アルハンブラ宮殿の核心・ナスル宮殿を徹底解説!見どころ&入場時間の注意点

更新日:3月4日



グラナダ随一の観光名所、アルハンブラ宮殿。

そのなかでも特に人気が高く、「ここを見ずに帰れない」と言われるのがナスル宮殿(Palacios Nazaríes)です。


繊細な装飾、美しい中庭、幻想的な光と影。

アルハンブラの象徴ともいえる空間を、詳しくご紹介します。



◆ナスル宮殿とは?

ナスル宮殿は、アルハンブラ宮殿の中心をなす王宮エリア。

13〜15世紀に栄えたイスラム王朝ナスル朝の王たちが築いた、政治と生活の拠点でした。


実は「ナスル宮殿」というひとつの建物があるわけではなく、3つの主要な宮殿から構成されています。それぞれ異なる王によって建設され、用途や雰囲気も少しずつ異なるのが特徴です。


アルハンブラ宮殿=ナスル宮殿というイメージを持つ人も多いほど、このエリアは象徴的な存在です。


*ナスル宮殿の見どころ

アルハンブラ宮殿の中でも最大の人気を誇るナスル宮殿の見どころ3つを詳しく説明していきます!


①    メスアール宮


3つの中で最も古い宮殿。14世紀初頭、イスマーイル1世によって建てられました。


ここは主に政務や司法の場として使われた空間。

他の宮殿と比べると装飾はやや控えめですが、木組みの天井や幾何学模様の意匠に、イスラム建築の美意識が感じられます。


後のキリスト教支配時代に改装され、礼拝堂として使われた歴史もあり、文化の移り変わりを感じられる場所です。



②    コマレス宮


ユスフ1世によって築かれた、王の公式な居館。

外観は比較的シンプルながら、内部に入ると一気に華やかさが広がります。


中央にある「アラヤネスの中庭」は、長方形の水盤に建物が映り込むアルハンブラ屈指の絶景スポット。水と光を巧みに取り入れた設計は、イスラム建築の真骨頂です。


そして圧巻なのが「大使の間」。

ナスル朝最大のホールで、外交儀式や謁見に使われました。星形の木組み天井は、イスラム宇宙観を象徴すると言われ、見上げるだけで息をのむ美しさです。



③    ライオン宮


ムハンマド5世によって建設された、より私的で芸術性の高い宮殿。


中央にある「ライオンの中庭」には、12頭のライオン像が支える噴水が置かれています。水路は東西南北へと伸び、イスラム建築における“楽園”の象徴を表しているとされています。


「アベンセラッヘスの間」の星形ドームや、「二姉妹の間」のムカルナス(蜂の巣状装飾)は、ナスル朝装飾技術の最高峰。白い漆喰の繊細な彫刻は、まるでレースのようです。



◆ナスル宮殿を訪れる前に知っておきたいこと

ナスル宮殿は、アルハンブラの中でも特に入場制限が厳しいエリアです。


まず重要なのが時間指定制であること。

予約時に指定された入場時間を過ぎると、原則入場できません。周辺は混雑することも多いため、少なくとも15分前には近くに到着しておくのが安心です。


所要時間は約1〜1.5時間。

装飾や中庭をゆっくり見学すると、思った以上に時間がかかります。


写真撮影は可能ですが、フラッシュは禁止。

細部の装飾は間近で見るとより美しく感じられるので、じっくり観察するのがおすすめです。



ナスル宮殿は、アルハンブラ宮殿の中でも“心臓部”ともいえる場所。

繊細な装飾と静かな水の音に包まれる時間は、まさに特別な体験です。


アルハンブラ宮殿全体の見どころやチケット情報については、

こちらの総合ガイドもあわせてチェックしてみてください。


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