【地中海の島マルタ】はちみつ色の街と青い海

ヨーロッパの夏旅、次の候補に「マルタ」はいかがでしょうか?
正式名称はマルタ共和国。地中海に浮かぶ小さな島国で、黄金色の街並み、青く透明な海、新鮮なシーフードやマルタワインなど素敵なこと・美味しいものがたくさん!
英語が公用語のひとつなので、旅行だけでなく留学先としても人気。さらに2026年からは、ワーキングホリデー制度もスタートしました。
私がマルタに行った時の現地日程は3泊4日。小さな島だからこそ、欲張りすぎず、気になった場所へふらりと足を延ばせる旅を楽しみました。
はちみつ色の街・首都バレッタ
首都バレッタは、「ハニーストーン」と呼ばれる黄金色の石造りの建物が並ぶ要塞都市。細い路地を曲がるたびに違う景色が現れ、思わずカメラを向けたくなります。
特に印象的だったのが、街を彩るカラフルな出窓「ガレリーア」。黄色や赤、青など、色とりどりの窓がはちみつ色の街並みに映えて、とても可愛い!

バスで行く、静寂の町イムディーナ
マルタには鉄道がないため、移動の主役はバス。今回は3泊4日だったので、4日間有効のバスパスを購入しました。バレッタを拠点に、イムディーナやラバト、海辺の町まで気軽に移動できて便利でした。
バレッタからバスで約30分。かつてマルタの首都だったイムディーナは、中世ヨーロッパの雰囲気を残す美しい城塞都市です。こちらの街もはちみつ色の石造りの建物が特徴で、狭く曲がりくねった路地があちらこちらに。現在は住民が少なく、「静寂の町」とも呼ばれています。

観光客向けのお土産店やレストランもあり、なかでもおすすめは『Fontanella Tea Garden』。テラス席からは街並みと、その向こうに広がる景色を眺めながらスイーツを楽しめます。

隣町ラバトでは地下の世界へ
イムディーナから歩いて行けるラバトでは、地下に広がる聖パウロのカタコンベへ。洞窟のような地下空間に残された古代の墓地を歩くと、地上の華やかな街並みとはまた違う、マルタの長い歴史を感じることができます。街歩きと歴史散策を一緒に楽しめるのも、マルタの魅力です。

美しい島の夕陽はゴールデンベイで
マルタでは、夕陽の時間になると島のあちらこちらで美しい夕陽を見ている人がいます。
私たちはホテルのスタッフに「夕陽が最高ですよ」と教えてもらい、バスを乗り継いでゴールデンベイへ。海に沈んでいく太陽と、刻々と色を変える空を眺めながらの夕食は、この旅で特に心に残る時間になりました。
旅先で地元の人におすすめの観光地やレストランを聞いてみるのも良い旅の思い出。

マルタ騎士団の歴史を感じるスリーシティーズ(3都市)
2日目は、スリーシティーズを歩いて巡る半日オプショナルツアーへ。マルタ騎士団ゆかりのセングレア、コスピクア、ビットリオーザを訪れました。なかでもビットリオーザは、バレッタ以前に首都が置かれていた歴史ある町。迷路のような細い路地を歩けば、16世紀の面影を残す建物にも出会えます。
ツアーの最後にはワインテイスティングも。マルタ語で「乾杯!」は「Saħħa(サッハ!)」。偶然知り合ったいろいろな国の人たちと同じテーブルで食事をすることも貴重な体験です。

鎧と兜が圧巻!マルタ騎士団長の宮殿
ホテルはバレッタの中心地に予約したので、朝散歩したり、お昼に一旦帰ったり、また気が向いたらふらりと出かけることができました。バレッタの中心地のホテルはおすすめです。
この日の午後は、マルタ騎士団長の宮殿へ。館内にずらりと並ぶ鎧や兜は圧巻で、まるで映画のセットのよう。歴史的な展示なのですが、なかには「ウルトラマンみたい!」と思ってしまう、ちょっと可愛らしい兜も。「これ、夜になったら動き出すんじゃない?」なんて妄想しながら見学しました(笑)。

透明度抜群!マルタの海でカヌー
3日目は海へ。本当はコミノ島やゴゾ島へ行く予定でしたが、かなり混雑していると聞き、予定を変更してセントトーマスベイへ向かいました。ここでカヌーをレンタル。海は驚くほど透明で、洞窟のポイントを教えてもらったあとは自由に海遊びを楽しみました。時間も多少オーバーしても大丈夫という、なんともゆるやかなシステム。
「島時間って、こういうことかも」と、島時間を思う存分満喫しました。

マルタ産生マグロを、まさかの6€で!
海で遊んだ帰り道には、気になった町マルサスカラで途中下車。下調べをせず、地元の人で賑わっているレストランに入るのも、最近の私たちの旅の楽しみです。さらに、レストランの隣の魚屋さんで、冷凍していないマルタ産の生マグロを500g購入。なんと6€!ホテルへ持ち帰り翌朝いただきましたが、これが本当に絶品でした。
マルタへ行く皆さん、もし魚好きなら、醤油・わさび・ペティナイフを持参するのもおすすめです(笑)。


日曜日はマルサシュロックのフィッシュマーケット
4日目は、日曜恒例のマルサシュロックのフィッシュマーケットへ。観光客向けの市場かと思いきや、実際に魚を買っているのは地元の人たち。新鮮な魚がずらりと並び、こちらではマグロのトロまで発見!魚好きにはたまらない、活気のあるマーケットでした。海にはこの地域の伝統的なカラフルな船「ルッツ(Luzzu)」がたくさん並んでいました。
旅先で市場を訪れると、その土地の暮らしが少し見える気がして楽しいですね。

最後はマルタビールで乾杯!
4日間のマルタ旅、最後は海を眺めながらマルタビールで「Saħħa!」
ワインも美味しいけどビールも美味しいマルタ。

また、ワイン好きならぜひチェックしたいのがマルタワイン。今回探していた「Marsovin 1919」は市内のスーパーでは残念ながら見つけて購入できませんでしたが、スターアライアンス系のラウンジには白・ロゼ・赤の3種類が揃っていて、なんと飲み放題でしたよ。
今回の旅で感じたのは、「予定を詰めすぎない旅」の楽しさ。
ホテルのスタッフの人に教えてもらった夕陽。 バスの途中で気になって降りた町。 下調べなしで入ったレストラン。 音がする方へ歩いていったら、大砲が撃たれるイベントを見れたこと。
そんな予定外の出来事が、旅の思い出を一層濃くしてくれました。
小さな島だからこそ、少し寄り道するだけで新しい発見があります。
マルタでは、歴史を楽しんで、海で遊んで、美味しいものを食べて、ワインやビールを飲んで……。「次は何をしよう?」と決めすぎないくらいが、ちょうどいい。
そんな、のんびりした島時間を楽しめるマルタ。
次のヨーロッパ女子旅候補に、ぜひ加えてみてくださいネ。




