【南イタリア・絶景の街】とんがり帽子のアルベロベッロと洞窟の町マテーラ

一度は行ってみたい南イタリアの絶景・世界遺産の街!
南イタリアを旅するなら、ぜひおすすめしたいのが、世界遺産の街アルベロベッロとマテーラです。
アルベロベッロは、とんがり帽子の街とお伝えすると思い浮かぶ方もいるかもしれませんね。
どちらの街も世界遺産ですが、雰囲気はまったく異なり、それぞれに個性的な魅力があります。
白い壁のとんがり帽子の家は今も現役
まずアルベロベッロは、円すい形の石積みのとんがり帽子の屋根「トゥルッリ」が立ち並ぶ、おとぎ話に出てくるような町。1996年に世界遺産に登録され、南イタリアを代表する観光地の1つです。
とんがり帽子の屋根「トゥルッリ」は一角だけではなく、広範囲に広がっていて、ショップやレストランが並ぶ賑やかなモンティ地区と、現在も住民が暮らす静かなアイア・ピッコラ地区に分かれています。
新市街まで歩くと、2本の鐘楼が印象的なダミアン教会などもあり、トゥルッリだけではない街の表情も楽しめます。

可愛らしい「トゥルッリ」ですが、実は誕生には面白い歴史があります。
昔は税金対策のため、モルタルを使わず石を積み上げた屋根を、納税監査の前だけ取り壊していたという説が残っています。現在では町のシンボルとなった景色も、人々の知恵から生まれた建築だったようです。
地域歴史博物館にそう書いてありました。

「トゥルッリ」に泊まれると知り、2連泊しました。可愛いのはもちろん、とても快適でした。
たくさん写真を撮りました。

日本のTVで何度も取材されている日本人が営む「陽子の家」は、日本人旅行者にも人気のお店。
屋上に上がらせてくれ、目の前にトゥルッリがぎっしり並ぶアルベロベッロらしい景色を眺めました。

プーリア州は食の宝庫としても有名です。
果実味豊かなプリミティーボやネグロアマーロなどの赤ワイン、隣町ロコロトンドの白ワイン、新鮮なモッツァレラチーズやブッラータなど、美味しいものがたくさんあります。

宿泊者だけの特権!感動の夕暮れとパステルピンクの朝
一方マテーラは、岩山を削って造られた「サッシ」と呼ばれる洞窟住居群で知られ、1993年に世界遺産に登録されました。
一面に広がる洞窟住居は世界でも珍しい景観で、映画のロケ地としても有名です。
かつては実際に人々が暮らしていたそうですが、生活環境の改善のため住民が移住し廃墟となりましたが、その後最近になって歴史的価値が見直されて世界遺産となりました。
マテーラを訪れるなら、ぜひ夕暮れと朝の景色を見てほしいところ。
夕暮れの電気がポツポツと灯り始める風景は本当に感動します。

一方、朝は観光客も少なく、群青色から水色、そしてパステルピンクに変わる空を見ながら、静かな石畳の路地をゆっくり歩くことができます。

ホテルは、こちらもご当地的な洞窟ホテルを予約しました。
街の中にたくさん点在していて、ホテルのインフォメーションで鍵をもらって自分で部屋に行く方式です。
見どころはマテーラ大聖堂や洞窟教会、当時の暮らしを再現したCasa Grottaなど。
街全体が坂道と階段でできているため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
猫が街中至る所にいるので、一緒に散歩してくれたりしてとても可愛いかったです。

食事では名物のマテーラパンやくるりとひねった手打ちパスタ「フェリチェッリ」や耳たぶのような「オレキエッタ」などをぜひ味わってみてください。本当に美味しいです。お土産にもおすすめ🎵

洞窟を利用したレストランやバーも多く、歴史ある空間で食事ができるのも、この街ならではの楽しみです。
写真は岩に囲まれたカフェ『ZIPA』。

バーリを拠点にぜひ2つの街を。
アルベロベッロは、プーリア州の可愛らしいトゥルッリが並ぶメルヘンのような世界。
一方マテーラは、隣のバジリカータ州にあり、何千年もの歴史を感じる壮大な岩の街。
どちらの街も、バーリを拠点にして訪れることができ、同じ世界遺産でもその魅力はまったく異なります。
南イタリアを訪れるなら、ぜひこの2つの街をセットで巡ってみてください。
美しい景色はもちろん、歴史や文化、美味しいワインや郷土料理まで、南イタリアらしい魅力をたっぷり味わえる旅になるはずです。
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