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スコットランドの象徴・エディンバラ城とは?歴史と見どころを徹底紹介



スコットランドの名城・エディンバラ城の歴史と見どころを徹底解説。

クラウンジュエルや運命の石、大砲ショー、展望スポットなど観光に役立つ情報を紹介します!



◆エディンバラ城とは?スコットランドの象徴としての歴史を解説


街の中心、キャッスル・ロックと呼ばれる火山岩の丘の上にそびえるエディンバラ城(Edinburgh Castle)。

その起源は9世紀以前に遡り、古代ケルトの砦がこの地に築かれたのが始まりとされています。以後、この丘はスコットランド王国の防衛拠点、そして王の居城として千年以上にわたり重要な役割を果たしてきました。


現在の城の基礎が築かれたのは、11世紀のマルカム3世王と王妃マーガレットの時代。彼らはこの地に礼拝堂を建て、王国の信仰と統治の中心としました。

その後、スコットランドとイングランドの間で幾度も起こった戦争により、城は占領・奪還を繰り返し、「奪われた数よりも多くの物語を持つ城」と呼ばれるようになります。


14世紀には、英雄ロバート・ブルース王の軍がイングランド軍からこの城を奪還し、スコットランド独立の象徴として再び掲げられました。以来、エディンバラ城は王冠、国家、そしてスコットランドの誇りを象徴する存在として人々に愛されています。



*エディンバラ城の見どころ

1. クラウンジュエルと“運命の石”

エディンバラ城の最大の見どころが、王冠の宝石(Scottish Crown Jewels)と呼ばれる展示室。ここには、スコットランド王国時代の王冠・王笏・宝珠が展示され、かつて戴冠式で使われた「運命の石(Stone of Destiny)」も安置されています。


この石は、王が即位する際に座る“戴冠の石”として使われてきた神聖な遺物。スコットランドからイングランドへ持ち去られ、後に返還されたという歴史を持つことから、国家の象徴とも言える存在です。


展示室は厳重な警備の中にあり、ゆっくりと見学できるようベルトコンベア式の観覧通路が設けられています。光に照らされた宝石の輝きと、歴史の重みが共存する特別な空間です。



2. グレートホール

城内の中心部にある「グレートホール(Great Hall)」は、16世紀にジェームズ4世によって建てられた壮麗な広間。木造の天井がアーチ状に広がり、壁には剣や槍、甲冑などが整然と並べられています。


ここでは、かつて国王や貴族たちが晩餐会や儀式を開き、スコットランド王国の政治・社交の中心となっていました。現在は当時の武具が展示され、戦士たちの息遣いが今も感じられるような迫力ある空間です。



3. 聖マーガレット礼拝堂 

エディンバラ城の中で最も古い建築が、11世紀に建てられた「聖マーガレット礼拝堂(St Margaret’s Chapel)」。


マルカム3世王の妃・聖マーガレットを祀るこの礼拝堂は、城が何度も攻め落とされる中でも奇跡的に残り続けました。わずか数十名しか入れない小さな空間ながら、美しいステンドグラスから柔らかな光が差し込み、静寂の中に深い祈りの気配が漂います。


観光客にも人気の撮影スポットで、結婚式のミニセレモニーが行われることもあるそうです。



4. ワン・オクロック・ガン

毎日午後1時ちょうど、城の丘から大砲の音が響き渡ります。

これは「ワン・オクロック・ガン(One O’clock Gun)」と呼ばれる伝統で、19世紀に航行中の船舶に正確な時刻を知らせるために始まったもの。


現在は観光名物として続けられており、発砲の瞬間を見ようと多くの観光客が集まります。スコットランドらしい重厚な音が街に鳴り響くその瞬間、時代を超えた“エディンバラの鼓動”を感じられるでしょう。



5. 城からの展望

城の最上部からは、旧市街(Old Town)と新市街(New Town)の街並みを一望。

晴れた日には遠くフォース湾まで見渡せ、世界遺産に登録された街のコントラストが楽しめます。


特に夕暮れ時は、石造りの建物がオレンジ色に。スコットランドならではの幻想的な風景が広がり、写真撮影にも最適です。



見学のポイント

チケットは公式サイト(edinburghcastle.scot)で事前購入を。

混雑を避けたいなら午前中の入場が狙い目です。城内は坂や階段が多いため、歩きやすい靴での見学がおすすめ。


アクセス情報

所在地:Castlehill, Edinburgh EH1 2NG, Scotland

営業時間:9:30〜18:00(最終入場17:00)

休館日:12月25日・26日

入場料:大人 £19.50(オンライン予約推奨)

アクセス:エディンバラ・ウェイヴァリー駅から徒歩約15分


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