top of page

インドの電車、実際どう?乗り比べてみた

8月7日
読了時間: 4分

広大なインド国内の移動は、電車がとても便利です。



特に、デリー・アグラ・ジャイプルを巡る「ゴールデントライアングル」に加え、バラナシまで含めたルートは、電車だけでも十分に周ることができます。

実際に私は、デリー→バラナシ→アグラ→ジャイプル→デリーを全て鉄道で移動しました。

その中で、寝台列車や座席タイプなど、様々なクラスの列車に乗ったので、今回はインドの鉄道事情について紹介していきます。



電車の予約について

インドの鉄道は、「IRCTC」のアカウントを作成し、「ixigo」というアプリと紐付けることで簡単に予約することができます。

予約操作自体はそれほど難しくありません。

ただ、このIRCTCの登録とアプリ連携がかなり大変。

旅行や英語に慣れている私でも、登録完了まで1時間ほどかかりました。

不安な方は、少し手数料を払って代理店や旅行会社にお願いするのもおすすめです。

人気路線は席がどんどん埋まっていくため、早めの予約が安心です。



電車の種類

インドの電車には様々なクラスがあります。

エアコン(AC)の有無、自由席、指定席、寝台、個室など種類はかなり豊富です。

観光で利用する場合は、基本的にACクラス以上がオススメ。

ACクラスは全席指定なので、安心感があります。

自分が予約した席に、別の人が座っている…なんてこともありますが、車掌さんが見回りに来た際にしっかり対応してくれました。

インドの方々は悪気があってそういうことをしているわけではないので、私の経験上声をかけてもトラブルになることは少ないと思いますが…日本とは全く異なる感覚に驚きの連続でした。



AC寝台について

寝台列車には、主に2段タイプと3段タイプがあります。

どちらも横になって移動することができ、シーツ・枕・毛布も支給されます。


AC2段寝台

2段タイプはカーテンが付いており、半個室のような感覚。

荷物や貴重品管理の面でも安心感があり、客層も比較的落ち着いている印象でした。

長距離移動でもかなり快適に過ごせます。



AC3段寝台

一方、3段タイプはカーテンなしで少し窮屈。

「これぞインド!」という空気感を強く感じられる車両でした。

コンセントは真ん中の段付近にあり、周囲の人と譲り合いながら使う形になります。

また、割り当てられる高さが低いため、基本的に大人が座って過ごすことはできません。

長時間移動では少し窮屈さを感じるかもしれません。

ただ、寝るだけであれば十分快適でした。

価格も安めなので、費用を抑えたい人は選択肢に入れてもいいと思いますが、私は2等(2段)または1等寝台をオススメします。

なお、今回は利用していませんが、1等寝台は4人1部屋の二段ベット×2の個室タイプで、鍵も掛けられるそうです。



AC Chairについて

昼間の移動では「AC Chair」にも乗車しました。

イメージとしては、日本の新幹線にかなり近いです。

リクライニングもあり、充電も可能。

冷房も心配していましたが、どの列車も「寒すぎる」という感じはなく快適でした。

もちろん、日本ほど完璧に清潔というわけではなく、テーブルに汚れが残っていたり、ゴミがそのままになっていたりすることもあります。

ただ、ウェットティッシュを持っていれば特に困ることはありません。

文化の違いとして楽しむくらいの気持ちがちょうど良いと思います。



車内販売とデリバリー

インドの列車では、車内販売の人が頻繁に通ります。

「チャイ〜!」「サモサ〜!」と声をかけながら歩いてくるので、欲しい時はその場で購入するだけ。

私は実際にチャイを購入しました。

このローカル感もかなり楽しかったです。

さらに、ixigoとインドの電話番号を持っていれば、列車内でデリバリーサービスを利用することもできます。

特定の駅を指定して1~2時間前に事前注文すると、なんと配達員が席までご飯を届けてくれるのです。

最初はかなり驚きましたが、とても便利でした。

人口の多い国のパワーを感じました。



注意点

列車全体の注意点として、駅の公衆トイレはかなりハードです。

これまで訪れた国の中でも、強烈な部類でした。

現地の人もあまり使わないらしく、可能であれば列車内のトイレを使う方がおすすめです。


列車のトイレも匂いがきつかったり、便座が濡れていたりなど、多少の問題はありますが水も流れ、問題なく使用できるかと思います。

また、トイレットペーパーが切れていることも多いため、持ち歩いておくと安心です。



意外と快適!インド鉄道

インドの列車は、日本とは全く違う部分も多く、最初は戸惑うこともありましたが、実際に乗ってみると、移動そのものが旅の思い出になりました。

特に寝台列車は、日本でもなかなか乗る機会のないものなので、旅のアトラクションの1つとしてもオススメです。

また、ここ数年でインドの鉄道事情はかなり改善されているようで、時間通りに運行する割合も増えているそうです。

実際、私は4回乗車しましたが、一度も遅延はありませんでした。

せっかくインドを旅するなら、地元の方々とローカルな列車移動も楽しんでみてください。



はな@世界一人旅さんのプロフィールと記事一覧はこちら





 


bottom of page